『メイドインアビス』は、謎に満ちた巨大な縦穴「アビス」を舞台に、少女リコとロボットの少年レグが深淵を目指すダークファンタジー漫画です。
物語が進むにつれて、ナナチやミーティ、白笛の探窟家ボンドルド、黄金郷に関わるファプタやヴエコなど、個性豊かなキャラクターが登場します。それぞれの過去や思惑が複雑に絡み合い、物語の謎をさらに深めていきます。
「登場人物が多くて関係性が分からない」「リコの母ライザとオーゼンはどんな関係?」「ナナチとミーティに何があった?」「レグとファプタの過去とは?」
そんな疑問を解消するために、本記事では『メイドインアビス』のキャラクター相関図と主要人物の関係性を徹底解説します。
※本記事には漫画の重大なネタバレが含まれます。未読の方はご注意ください。
『メイドインアビス』キャラクター相関図
まずは、物語の中心となる人物と、その周囲にいる重要キャラクターの関係を整理してみましょう。
【ここにキャラクター相関図の画像を挿入】
相関図では、リコ・レグ・ナナチの冒険チームを中心に、オースの探窟家、白笛、ナナチの過去に関わる人物、深界六層の黄金郷編に登場する人物を整理しています。
物語の主要な関係は、大きく次の5つに分けられます。
- リコ・レグ・ナナチ: アビスの深淵を目指す冒険の仲間
- リコ・ライザ・オーゼン: 母娘のつながりと、ライザの過去を知る探窟家
- ナナチ・ミーティ・ボンドルド: 深界五層で行われた実験と、悲劇的な過去
- レグ・ファプタ: 過去に接点を持つ、互いに深い因縁のある存在
- ヴエコ・イルミューイ・ワズキャン・ベラフ: 黄金郷の成り立ちに関わる重要人物たち
『メイドインアビス』の人間関係を理解するうえで重要なのは、単純な仲間・敵という区分だけではありません。相手を守るための行動が別の悲劇につながったり、愛情と残酷さが同時に存在したりすることも、本作の大きな特徴です。
主要キャラクター3人の関係|リコ・レグ・ナナチ
リコ|母ライザを追ってアビスの底を目指す少女
リコは、アビスの縁にある街オースで育った探窟家見習いです。好奇心旺盛で、未知の遺物や生物に強い興味を持っています。
物語の出発点となるのは、伝説的な白笛の探窟家である母ライザへの思いです。アビスの底を目指すことを夢見ていたリコは、レグとの出会いをきっかけに、危険な深層への旅に踏み出します。
リコは戦闘能力だけで状況を突破するタイプではありません。知識や発想力、危険な状況でも前に進もうとする行動力が、仲間たちの冒険を支えています。
レグ|失われた記憶と正体の謎を持つロボット
レグは、リコがアビスで発見した少年の姿をしたロボットです。強靭な身体と強力な火葬砲を持つ一方、自分が何者なのか、どこから来たのかという記憶を失っています。
リコを守る存在として旅を始めますが、深層へ進むにつれて、レグ自身の過去も物語の重要な謎になっていきます。
レグとファプタの関係も、その謎を読み解くうえで欠かせません。二人には過去の接点があり、ファプタはレグに対して特別な執着を示します。
ナナチ|ミーティとの過去を背負う仲間
ナナチは、深界四層でリコとレグが出会う「成れ果て」と呼ばれる存在です。豊富な知識と医療技術を持ち、危険なアビスで生き抜くための判断力にも優れています。
一見すると飄々とした態度が印象的ですが、その背景にはミーティとの悲しい過去があります。
ナナチはリコとレグの仲間となり、二人を支えながら深淵を目指します。ナナチが加わることで、冒険の知識や生存能力だけでなく、物語における感情的な深みも大きく増していきます。
参考記事:https://miabyss.com/2nd_chara102.html
リコとライザの関係|母娘をつなぐアビスへの旅
ライザは、リコの母親であり、伝説的な白笛の探窟家です。深界の調査に赴いた後、消息が分からなくなっています。
リコにとってライザは、いつか再会したい大切な母親です。アビスの底を目指す旅には、未知の世界への好奇心だけでなく、母親に会いたいという強い願いがあります。
ライザの過去を知る人物として重要なのが、白笛の探窟家オーゼンです。オーゼンはライザと深い関わりを持ち、リコの出生や母の過去に関する情報を知っています。
また、オースでリコたちを見守るジルオも、リコの成長を考えるうえで欠かせない人物です。
ライザの行方は、物語全体を貫く大きな謎のひとつ。母娘の関係を意識して読み進めると、リコがなぜ危険を承知で深淵へ進むのかが、より理解しやすくなります。
オーゼンとマルルクの関係|白笛の探窟家と弟子
オーゼンは、非常に高い実力を持つ白笛の探窟家です。寡黙で威圧的な雰囲気があり、リコとレグに対しても厳しい態度を取ります。
しかし、オーゼンは単なる敵役ではありません。ライザの過去を知る人物であり、リコとレグにアビスの厳しさを教える存在でもあります。
マルルクは、オーゼンとともに暮らす探窟家見習いです。オーゼンのもとで生活し、彼女を支えています。
この二人の関係からは、白笛の探窟家が持つ強さだけでなく、深層で生きる者たちの日常や師弟関係も見えてきます。
ナナチ・ミーティ・ボンドルドの関係|深界五層の悲劇
ミーティ|ナナチの人生を変えた親友
ミーティは、ナナチの過去に深く関わる少女です。二人はボンドルドの研究によって、深界六層の呪いにさらされました。
その結果、ミーティは人間としての姿や意識を大きく失い、ナナチにとって特別な存在となります。
ナナチとミーティの関係は、本作の中でも特に感情的な重みを持つエピソードです。ナナチがリコとレグに出会った後も、ミーティとの記憶は行動や選択に影響を与え続けます。
ボンドルド|アビスの研究を進める白笛
ボンドルドは、深界五層を拠点とする白笛の探窟家です。アビスの謎や呪いの研究に強い関心を持ち、そのために子どもたちを利用する非道な実験を行います。
ナナチとミーティが経験した悲劇も、ボンドルドの研究と密接につながっています。
彼は単純に怒りや憎しみだけで動く人物ではありません。自らの研究やアビスへの探究心を重視し、その目的のために残酷な行為を正当化します。
この価値観が、リコやレグたちとの対立を生みます。
プルシュカ|ボンドルドの娘でありリコたちの旅に関わる存在
プルシュカは、ボンドルドと暮らす少女です。ボンドルドを父親として慕う一方、リコたちとの出会いによって、自分自身の願いや未来に向き合うことになります。
プルシュカの存在は、ボンドルドの人物像を理解するうえでも重要です。彼女への接し方と、研究のために行う行為との間には、読者が簡単には割り切れない矛盾があります。
また、プルシュカはリコたちの旅においても特別な意味を持ちます。ボンドルド編は、アビスの残酷さだけでなく、誰かを大切に思う気持ちや、他者の願いを受け継ぐことについても描いています。
レグとファプタの関係|過去に結ばれた二人の因縁
ファプタは、深界六層に登場する「成れ果ての姫」です。母イルミューイを救うための願いと、成れ果ての村にまつわる出来事によって生まれた、物語の重要人物です。
ファプタはレグに対して特別な感情と執着を抱いています。二人には過去の接点があり、レグの失われた記憶や正体の謎とも関係しています。
一方、ファプタの行動を理解するには、彼女自身の事情だけでなく、母イルミューイと黄金郷の成り立ちを知る必要があります。
レグとファプタの関係は、単純な恋愛関係や敵対関係だけでは説明できません。過去の約束や記憶、母への思いなど、複数の要素が絡み合っています。
黄金郷編の人物相関図|ヴエコ・イルミューイ・ワズキャン・ベラフ
深界六層の黄金郷編では、過去の探窟隊「ガンジャ」に関わる人物たちが物語の中心となります。
イルミューイ|黄金郷の悲劇につながる少女
イルミューイは、黄金郷の物語を理解するうえで欠かせない存在です。彼女に起きた出来事は、ヴエコやワズキャン、ベラフの選択と深く結びついています。
イルミューイの運命を知ることは、成れ果ての村がどのように生まれたのか、そしてファプタが何を背負っているのかを理解する鍵になります。
ヴエコ|イルミューイを大切に思う人物
ヴエコは、ガンジャの一員としてイルミューイと関わる女性です。イルミューイに対する思いが、黄金郷編の物語に大きな意味を与えています。
彼女の視点から過去をたどることで、黄金郷に至るまでの選択や犠牲が、単なる設定ではなく一人ひとりの人生に関わる出来事として浮かび上がります。
ワズキャン|ガンジャを率いた人物
ワズキャンは、ガンジャの探窟隊を率いた人物です。過酷な環境の中で集団を導き、生き残るための決断を下します。
彼の行動は、仲間を守るための判断なのか、それとも目的を優先した結果なのかという、作品全体のテーマにもつながっています。
ベラフ|過去と代償を背負う成れ果て
ベラフもまた、黄金郷の過去を理解するうえで重要な人物です。イルミューイやガンジャに関わる出来事を通じて、欲望や罪、代償というテーマが描かれます。
黄金郷編の人物関係は、単純な味方と敵の区分では整理できません。それぞれの願いや選択が絡み合うことで、物語に複雑な奥行きが生まれています。
『メイドインアビス』の人間関係を理解する3つのポイント
1. 仲間との出会いが主人公たちを変えていく
リコとレグは、旅の途中でナナチをはじめとする多くの人物と出会います。仲間との出会いは、冒険を続けるための助けになるだけでなく、二人の価値観や行動にも影響を与えます。
2. 愛情と残酷さが同時に描かれる
ボンドルドとプルシュカ、ナナチとミーティ、ヴエコとイルミューイなど、作品には強い感情で結ばれた人物が数多く登場します。
ただし、本作では愛情が必ずしも幸福な結末につながるとは限りません。大切な相手を思う気持ちと、取り返しのつかない行動が同時に描かれることが、物語に強い印象を残します。
3. 過去の謎が現在の冒険につながっている
ライザの行方、レグの正体、ファプタとの過去、黄金郷の成り立ちなど、物語には多くの謎が残されています。
登場人物の関係を整理しておくと、それぞれの過去が現在の出来事にどう影響しているのかが分かりやすくなります。
『メイドインアビス』キャラクター相関図に関するFAQ
『メイドインアビス』の主人公は誰ですか?
主人公はリコです。アビスの探窟家である母ライザを追い、ロボットの少年レグとともに深淵への旅に出ます。旅の途中でナナチと出会い、3人は過酷な冒険を通して絆を深めていきます。
リコ・レグ・ナナチの関係は?
リコとレグはアビスの底を目指す旅の仲間です。ナナチは深界で出会う重要な仲間で、豊富な知識と経験を生かして2人を支えます。それぞれが異なる過去や秘密を抱えながら、互いに助け合って進んでいきます。
白笛とはどんな存在ですか?
白笛は、探窟家の最高位にあたる存在です。リコの母ライザをはじめ、オーゼンやボンドルドなど、物語の重要人物が白笛として登場します。彼らは卓越した探窟能力を持つ一方、それぞれ異なる信念や目的を抱えています。
ボンドルドとプルシュカの関係は?
プルシュカはボンドルドと深い関わりを持つ少女です。ボンドルドは彼女を娘として育てていましたが、その関係の裏にはアビスの研究にまつわる残酷な真実があります。この出来事は、リコたちの旅に大きな影響を与えます。
黄金郷編の主要キャラクターは誰ですか?
黄金郷編では、ファプタ、ヴエコ、ワズキャン、ベラフ、イルミューイなどが重要な役割を担います。彼らの過去や願い、選択が成れ果て村の成り立ちと深く結びついており、物語の核心に迫るエピソードが描かれます。
レグとファプタはどんな関係ですか?
レグとファプタには、レグが記憶を失う前からのつながりがあります。ファプタはレグとの再会を強く望んでおり、レグの失われた記憶とファプタの過去は、黄金郷編の重要な謎のひとつです。
まとめ|相関図で『メイドインアビス』の人物関係を整理しよう
『メイドインアビス』には、リコ・レグ・ナナチの冒険を中心に、ライザやオーゼン、ボンドルド、プルシュカ、ファプタ、ヴエコなど、多くの重要人物が登場します。
それぞれの関係を整理すると、物語の謎や登場人物の行動に込められた意味が、より分かりやすくなります。
特に押さえておきたいのは、次の3つです。
- リコとライザの母娘関係が、アビスの底を目指す旅の出発点になっていること
- ナナチ・ミーティ・ボンドルドの過去が、作品の残酷さと感情的な深みを象徴していること
- レグとファプタ、黄金郷編の人物たちの関係が、アビスの謎を解く重要な手がかりになっていること
相関図を確認しながら漫画を読み返すと、初読では気づかなかったつながりや伏線を発見できるかもしれません。
さらに作品全体のあらすじや世界観を知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
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アビスの底には何が待っているのか。登場人物それぞれの願いと過去を追いながら、リコたちの冒険を楽しんでみてください。
メイドインアビスの公式HP

メイドインアビスの公式X
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