【Mangax編集部厳選】11月のおすすめ漫画10選｜定番と新作で読み応えたっぷり！

＝あらすじ＝
海賊王ゴールド・ロジャーの遺した「ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）」を巡り、モンキー・D・ルフィは仲間たちと共に大海原へと航海を続ける。ルフィはゴムの体を持つ少年で、仲間のためにはどんな危険も恐れず飛び込む勇気を持つ。
船には剣士ゾロ、航海士ナミ、狙撃手ウソップ、料理長サンジなど個性豊かな仲間が集まる。海軍や四皇、革命軍といった強大な勢力や謎めいた島々との遭遇を通じて、友情と信念、冒険心が試される。最新章では、新世界での戦闘や未知の海域の探索が描かれ、仲間たちの絆がさらに強固になる一方、海賊同士の戦略や謎の組織の陰謀が物語に緊張感を加える…。
ルフィは仲間の命を守るため、自らの力と知恵を駆使しながら困難に立ち向かい、成長を重ねていく。
＝漫画紹介＝
漫画『ONE PIECE』は、尾田栄一郎による週刊少年ジャンプ連載の長寿人気漫画。1997年の連載開始以来、世界中で愛され、累計発行部数は5億部を超える。多彩なキャラクター、ユーモアと緊張感を併せ持つストーリー、想像力豊かな海上冒険描写が特徴。アニメはフジテレビ系列で放送中で、Netflixでは一部エピソードを全世界独占配信中。映画化も多数されており、『ONE PIECE FILM RED』は興行収入150億円を突破しました。
コミカルなシーンと緊迫の戦闘描写がバランスよく配置され、幅広い年齢層に支持されます。

＝あらすじ＝
孤児院「グレイス＝フィールドハウス」で育った子どもたちは、愛情に包まれた日々を過ごしていた。しかし、エマ、ノーマン、レイらがある日、孤児院の秘密を知る。彼らが育てられているのは、”鬼の食料”となるためであり、理不尽な運命が待ち受けていた…。
子どもたちは脱出計画を立て、知略を駆使して孤児院の監視や守衛の目をかいくぐる。限られた情報と時間の中で、彼らは互いの能力を活かし、信頼関係を築きながら行動する——。
脱出に成功した後も、外の世界はさらに過酷であり、人間と鬼の関係、子どもたちの生存戦略が試される。
エマは希望を失わず、仲間たちの命を守るため果敢に立ち向かい、ノーマンは冷静な知略で敵の策を読み解き、レイは孤独な知性を武器に仲間を支える。次々と現れる敵や障害、仲間の成長や裏切りを経て、子どもたちは運命を変えるために奔走する…。
＝漫画紹介＝
漫画『約束のネバーランド』は、白井カイウ原作、出水ぽすか作画によるサスペンス漫画。週刊少年ジャンプで2016年から連載開始され、緻密な心理描写と戦略的なストーリー展開で幅広い読者層に支持されています。
孤児院という閉ざされた空間で生きる子どもたちが、運命に抗う姿が魅力で、友情、知略、成長をテーマに描かれる。アニメ版は2019年に放送され、Netflixではシーズン1・2を全世界独占配信中。原作漫画との連動により、アニメファンもストーリーを漫画で読むことが可能。
シリーズは国内外で高い評価を受け、「ジャンプ漫画史に残る名作」として知られています。映画化もされており、物語の壮大さやキャラクターの心理描写を映像で体感可能。

＝あらすじ＝
統合診療科に勤務する天久鷹央は、天才的な頭脳を持ちながらも変人として知られる女性医師。どんな不可解な症状や奇妙な事件も、「心と身体の関係」から真実を見抜く鋭い観察力と論理力を備えている。
そんな彼女の助手を務めるのが、常識的で人情味あふれる医師・小鳥遊優。ふたりは、医学的な謎と人間心理が複雑に絡み合う事件に挑んでいく。病院内で発生する連続奇病、不可解な死亡事故、精神疾患と見せかけた犯罪など、通常の診断では解明できない事象を、鷹央が独自の理論で解き明かしていく——。
天才だが他人との距離がうまく取れない鷹央と、そんな彼女を支える優との関係にも変化が生まれる。論理と感情、科学と人間の間に潜む真実を見つめながら、鷹央は“心が病を生む”という現実に立ち向かう。医療とミステリーが交差する中、鷹央が導き出す「推理のカルテ」は、誰もが抱える心の闇を映し出す鏡となる…。
＝漫画紹介＝
漫画『天久鷹央の推理カルテ』は、知念実希人による医療ミステリー小説を原作とした人気シリーズ。原作小説は実際の医師でもある知念氏の経験をもとに描かれており、リアルな医学描写と論理的な推理が融合した異色の作品として注目を集めました。
漫画版は『月刊コミックゼノン』で連載され、鷹央の知的な魅力とコミカルな一面が絶妙に描かれています。アニメ化はまだされていないが、実写ドラマ化されるなどメディア展開も進んでおり、Netflixでは関連ドラマ作品が視聴可能。
ミステリー要素に加え、医療現場を舞台にした人間ドラマとしても高く評価され、読者からは「診断の裏にある心理の深さが面白い」との声が多いです。全体を通して、科学では説明できない心の不思議や、命と向き合う医師たちの葛藤を丁寧に描写している点が特徴。

＝あらすじ＝
お笑い芸人になることを夢見る男子高校生・四十万畦道（しじま・あぜみち）は、かつて「伝説の高校生芸人」と呼ばれた天才的なネタ作りの才能を持つ少年。だが、ある事件をきっかけに人前で笑いを取ることを恐れるようになり、ステージから遠ざかっていた…。
そんなある日、同じ高校に通う陽気でまっすぐな少年・東海林真哉（しょうじ・まや）と出会う。真哉は誰かを笑わせることに情熱を燃やすボケ担当で、畦道の才能を見抜き、コンビ「アズマシジマ」を結成。
ふたりは学園祭やお笑い大会を舞台に数々のライバルと競い合いながら、漫才の頂点を目指していく。芸人としてのスタイルや笑いの哲学が異なるコンビ同士の対決、ネタ作りに苦悩する日々、仲間との絆や挫折を通して、彼らは「笑いとは何か」というテーマに真剣に向き合う——。
＝漫画紹介＝
漫画『ショーハショーテン！』は、原作・大場つぐみ、作画・小畑健による青春お笑い漫画。『DEATH NOTE』『バクマン。』で知られる黄金タッグが再び組んだことで注目を集め、2021年より『ジャンプSQ.』（集英社）にて連載がスタート。
お笑いという一見明るい題材ながら、ストーリーはプロ意識や葛藤、競争などのリアルな要素を丁寧に掘り下げ、まるでスポーツ漫画のような熱量を持つ。
単行本はすでに10巻近く刊行され、ファンからは「笑って泣ける青春ドラマ」と高評価を得ている。アニメ化はまだ発表されていないが、国内外で実写化の期待も高まっており、Netflixなどの配信サービスでも将来的な展開が注目されています。

＝あらすじ＝
魔法少女が“職業”として社会に根付いた現代。魔法少女は、魔法を使って怪異を退治する民間企業の一員として働き、契約や予算、労働時間といった現実的な問題とも向き合っている。そんな中、就職活動に苦戦していた女子大生・桜木カナは、偶然巻き込まれた怪異事件をきっかけに、魔法少女派遣会社「株式会社マジルミエ」にスカウトされる——。
魔法とは無縁だったカナは、最初は恐怖と戸惑いの中で戦いに挑むが、持ち前の責任感と行動力を評価され、魔法少女として正式に採用されることに。先輩のくるみや社長の安藤など、個性豊かな仲間たちと共に、怪異退治の現場へ向かうカナは、次第に仕事の厳しさとやりがいを知っていく…。
理不尽な依頼、危険な現場、企業間の競争や労働トラブル——それらすべてが現実の社会と地続きに描かれ、魔法少女の“働く”姿を通して、仕事とは何か、成長とは何かを問いかける…。
＝漫画紹介＝
漫画『株式会社マジルミエ』は、原作・岩田雪花、作画・青木裕による社会派ファンタジー漫画で、『少年ジャンプ＋』（集英社）にて2021年から連載中。
華やかな変身や戦闘の裏で、契約書のサインや経費精算など、現代社会の縮図のような描写が特徴。シリアスな展開の中にもユーモアがあり、読後には爽快感と現実への共感が残る。
2024年にはテレビアニメ化が決定し、同年10月より放送開始。アニメ制作は動画工房が手がけ、Netflixでも国内外で独占配信されている。アニメでは原作のテンポ感と映像美が高く評価され、カナ役を演じる声優・石見舞菜香の演技も話題に。

＝あらすじ＝
千年にわたって続いた魔王の支配が終わり、世界は“最強”を失った。魔王を倒した英雄が誰なのかもわからぬまま、混沌とした平和が訪れ、世界各地では新たな権力者や武人、怪物たちが台頭していく。誰もが「自分こそが最強」と信じ、次の時代の覇者になろうとする中、名もなき戦士たちが再び戦場へ集う…。
“魔王亡き後の最強”を決める戦い——それが〈異修羅〉である。人類最強の剣士・柳の剣、神速の槍使い・夕暉、殺戮兵器と化した少女・イーシャ、そして人智を超えた怪物・ラクシア。各地から集まった戦士たちは、それぞれの信念や宿命を胸に、己の力を証明するため命を懸けて戦う——。
だがこの戦いに、単なる力比べ以上の陰謀が潜んでいることを、彼らはまだ知らない。魔王を討った真の“勇者”は誰なのか。なぜ異能の戦士たちが同じ場所に導かれたのか。血と策略と信念が交錯する中で、“人間であること”の意味が試されていく。戦いの果てに待つのは、神か悪魔か、それとも人の業そのものか…。
＝漫画紹介＝
漫画『異修羅』は、原作・珪素によるダークファンタジー小説を原作としたメディアミックス作品。シリーズは電撃文庫（KADOKAWA）より刊行され、複雑な群像劇と圧倒的な戦闘描写が人気を集めている。2023年1月にTVアニメ第1期が放送されました。
重厚な世界観と独特の語り口で、原作の哲学的な要素を巧みに再現している。Netflixでは日本を含む複数地域で配信され、アニメランキング上位にランクインしました。
原作小説は「このライトノベルがすごい！2022」単行本・ノベルズ部門で第2位を獲得し、コミカライズ版も『月刊少年ガンガン』で連載中です。

＝あらすじ＝
神秘の力を宿す「瑠璃の宝石」を巡り、複数の勢力が暗躍する世界。宝石には治癒や攻撃、時間操作といった様々な能力が秘められており、持つ者に計り知れない力と責任を与える。主人公のルリィは、幼い頃に両親を事故で失い、孤児として生きる少女だった。
ある日、偶然手にした瑠璃の宝石に選ばれたことで、彼女の平凡な日常は一変する。宝石の力を狙う組織や、異能力者の集団に追われながら、ルリィは自分自身の存在意義や力の意味を模索していく——。
ルリィを助けるのは、謎多き剣士アレンと、宝石の秘密に精通する学者エルザ。共に旅を続ける中で、友情と信頼が芽生え、時に裏切りや陰謀に翻弄されながらも、彼らは互いの絆を深めていく…。
宝石の力は強大であるがゆえに制御が難しく、時には命を危険にさらすこともある。ルリィは自身の力を完全に理解することを目指し、世界の真実と向き合う旅に出る。闇と光、希望と絶望が交錯する中で、少女の成長と宝石に秘められた運命が浮き彫りになっていく…。
＝漫画紹介＝
漫画『瑠璃の宝石』は、原作・北乃海月、作画・蒼井瑞樹による漫画で、『月刊コミックガーデン』（マッグガーデン）にて連載中。
美麗な作画と緻密な世界観が特徴で、宝石を巡る政治や陰謀、登場人物の心理描写が巧みに描かれている。ファンタジー作品でありながら、キャラクター同士の関係性や成長を丁寧に描くことで、読者は物語への没入感を強く感じられます。
シリーズは単行本としても刊行されており、累計発行部数は数十万部を突破。アニメ化はまだされていないが、海外ファンや国内読者からの注目度が高く、今後のメディア展開が期待されています。

＝あらすじ＝
夜の街にひっそりと潜む吸血鬼たち。彼らは人間に紛れ、現代社会の裏側で独自の生活を営んでいた。主人公の青年・桜井カイは、平凡な大学生として日常を過ごしていたが、ある夜、街角で吸血鬼の少女・ルミに襲われかけ、偶然のきっかけで彼女と契約を交わすことになる。契約により、ルミの血を少量だけ分け与えられ、カイは彼女の力を一部借りることができる存在に——。
だが吸血鬼界には派閥争いや掟があり、街を支配する強大な吸血鬼組織も存在する。カイはルミと共に巻き込まれ、次第に日常と非日常が交錯する状況に置かれていく…。
吸血鬼の世界の規律、血の力を巡る戦い、仲間や敵との駆け引き——平凡な学生だったカイの生活は、笑いと緊張、混乱が入り交じる非日常の連続となる。
吸血鬼との契約や日常生活の不便さをコミカルに描きながらも、命の尊さや友情、信頼といったテーマが浮き彫りになる。街の平穏を守るため、カイはルミと共に奮闘しながら、吸血鬼としての覚悟と人間としての成長を遂げていく…。
＝漫画紹介＝
漫画『ババンババンバンバンパイア』は、原作・黒沢ミカ、作画・青山陽子によるコメディホラー漫画で、『週刊少年ジャンプ＋』（集英社）にて連載中。タイトル通りテンポの良いギャグとホラー要素が融合しており、吸血鬼という定番モチーフをコミカルにアレンジした新感覚作品として注目されています。
作中では、吸血鬼の生活習慣や能力、社会的な掟といった世界観が緻密に設定されており、コメディ描写とのギャップが読者の笑いを誘う。単行本も刊行されており、若年層を中心に人気を集めている。アニメ化はまだ発表されていませんが、Netflixなどの配信プラットフォームでの実写化やアニメ化の可能性も期待され、国内外のファンから注目されています。

＝あらすじ＝
思春期の少年・陽太と少女・紗羅は、日常の退屈さと学校生活の閉塞感に悩む中で出会う。紗羅はクラスメイトや教師との距離感に違和感を覚え、少し不良っぽいことや規則に反する行動に惹かれる性格だった。
陽太は内向的で目立たない存在だったが、紗羅の自由奔放さに心を揺さぶられ、次第に彼女に惹かれていく。二人は秘密の計画や小さな“悪さ”を共にすることで、日常の中のスリルや楽しさを体験し、互いの距離を縮めていく——。
学校では些細な問題が二人の行動を複雑にし、友人や教師との関係も巻き込まれていく…。陽太と紗羅は、一見無邪気な悪戯の裏で、思春期特有の自己主張や感情の葛藤、初めての恋心と向き合うことになる。
互いの秘密を共有しながら、二人は徐々にお互いの弱さや強さを理解し、信頼と依存が入り混じる関係を築く…。
＝漫画紹介＝
漫画『君と悪いことがしたい』は、原作・北原琴葉による学園青春漫画で、『月刊コミックジーン』（KADOKAWA）にて連載中。思春期特有の胸の高鳴りや友情、恋愛感情を中心に描きつつ、日常の中の小さな冒険や“悪さ”を通してキャラクターの成長を描く作品として人気を集めています。
作者は心理描写を丁寧に描くことで、読者が登場人物の感情や葛藤に共感できるよう工夫しており、特に初恋や友情、家族関係といったテーマが丁寧に描写されています。
シリーズは単行本として刊行され、累計発行部数も好調。アニメ化は未発表だが、国内外での人気が高く、今後のメディア展開やNetflixなど配信プラットフォームでの映像化の可能性も期待されています。

＝あらすじ＝
極楽街──かつて栄えたが、今は人々の記憶から忘れ去られた街。そこには犯罪者、孤独な者、そして失われた夢を抱える者たちが集まる。主人公の探偵・十文字レイは、極楽街で起きる奇妙な事件を追うためこの街に足を踏み入れる。街は見かけこそ平穏に見えるが、裏では闇の勢力が支配しており、住人たちは互いに疑心暗鬼の中で生きていた…。
レイは、失踪事件、詐欺、怪奇現象など様々な案件に巻き込まれる中で、街の住人や事件の背後に潜む秘密と向き合うことになる。街の住人たちもまた、それぞれの過去や傷を抱えており、彼らの思惑が交錯することで事件は複雑化していく——。
レイは冷静な観察力と推理力で事件の核心に迫るが、次々と明らかになる極楽街の闇は、単純な善悪や正義の枠に収まらない。街に潜む人間ドラマと謎が入り混じる中で、レイ自身の過去や感情も徐々に暴かれ、彼の信念が試される…。
＝漫画紹介＝
漫画『極楽街』は、原作・蒼井雅也、作画・桜木蓮によるミステリアス漫画で、『週刊ヤングジャンプ』（集英社）にて連載中。舞台となる架空の街「極楽街」を中心に、多彩なキャラクターたちの群像劇を描き、犯罪や裏社会の陰謀、人間の欲望を緻密に表現しています。
探偵・十文字レイを軸に進む物語は、単なる事件解決に留まらず、街の闇や住人たちの過去、心理描写にまで焦点を当てており、読者に深い没入感を提供する。2023年時点で単行本は累計10巻を突破し、国内外で根強い人気を誇る。アニメ化やNetflixでの配信は現時点で未発表だが、独特の世界観と群像劇の魅力から映像化への期待が高まっています。