【2025年6月版】アニメ化決定漫画も多数!おすすめ漫画10選

おすすめ漫画紹介10選

心みだれるホームドラマから、笑って泣けるラブコメ、思わずのめり込んでしまう話題作まで———今月もMangaxが厳選した「読むべき漫画」をお届けします。
6月はアニメ化作品も続々登場。

「次に読む漫画を探している」「話題の作品をチェックしたい」そんな方にぴったりのおすすめランキングをお届けします。ぜひ、新たなお気に入りを見つけてください!

1位:ウマ娘 シンデレラグレイ

漫画『ウマ娘 シンデレラグレイ』は、「ウマ娘 プリティーダービー」シリーズのスピンオフ作品としてスタートし、実在した伝説の競走馬”オグリキャップ”をモチーフにしたウマ娘を主人公に描いた熱血スポーツドラマ。

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=あらすじ=
物語の舞台は、地方競馬で走る無名のウマ娘たちの中で、一際異彩を放つ存在だったオグリキャップ。寡黙で素朴ながら、驚異的な走りを秘めた彼女は、誰からも注目されることなく静かに走り続けていた———。
しかしある日、その圧倒的な走りによって彼女の才能は見出され、中央の大舞台・トゥインクル・シリーズへと招かれることに。名門チームや全国から集う強豪ウマ娘たちとの競り合いの中で、オグリキャップは自らの信念を貫き、勝利への執念を燃やしていく———!!
=漫画紹介=
漫画『ウマ娘 シンデレラグレイ』は、彼女を“ウマ娘”という新たなキャラクターとして登場させたことから他の「ウマ娘」シリーズとは違った人間ドラマなことから、多くの読者から熱烈な支持を受けている漫画です。

競馬の戦略や心理戦の要素も丁寧に描かれており、トレーナーとの関係性やライバルたちの背景も深く掘り下げられているため、ただのスポ根では終わらない“人間ドラマ”としても読み応え十分。また、地方競馬という光の当たりにくい舞台から、徐々に中央のスターダムへと駆け上がるサクセスストーリーには、多くの人が自らの人生を重ね共感を抱いています。

2025年春からは待望のアニメ化も始まり、漫画で描かれたレースシーンやドラマが圧倒的クオリティで映像化されたことにより、新たなファン層の獲得にも成功。作画クオリティ・脚本ともに高評価が続出し、「ウマ娘」ファンだけでなく、スポーツ漫画ファンにもおすすめの漫画です。

2位:鬼人幻燈抄(きじんげんとうしょう)

漫画『鬼人幻燈抄(きじんげんとうしょう)』は、江戸時代から平成までの170年にわたる時代を背景に、人間と鬼の狭間で揺れる主人公・甚太(じんた)の鬼討伐を描いた壮大な和風大河ファンタジー。

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=あらすじ=
物語は江戸時代、幼い頃に家出をした兄妹、甚太(じんた)と鈴音(すずね)は、偶然出会った元治に助けられ、彼の故郷である葛野の村で元治の娘・白雪とともに新しい生活を送ることに。
時は流れ、18歳になった甚太は、村の「いつきひめ」と呼ばれる巫女を護衛する巫女守として働いていた。ある日、村の近くに現れた鬼を討伐するために出かけた甚太は、鬼を退治することには成功したものの、その鬼から鬼の能力を受け継ぎ、自身も鬼となってしまう———。

その間に、鬼が村を襲い、「いつきひめ」であった白雪が殺され、その白雪を殺したのは、鬼に変わってしまった妹の鈴音でした。鈴音は、”今から百七十年後に全ての人を滅ぼす災厄となり、永久に闇を統べる王が生まれる”と予言…。
鬼となった甚太は名前を”甚夜”に、鬼となった妹を止めるために、江戸時代、幕末、明治、大正、昭和と様々な時代を鬼討伐をしながら過ごし、力を身に着けてく———。
=漫画紹介=
原作は中西モトオによる小説で、漫画版は里見有が手がけています。緻密な世界観とキャラクター描写が特徴で、アニメ化により魅力がさらに広がっています。

漫画『鬼人幻燈抄』は、大河ファンタジー・歴史ドラマが好きな方におすすめの漫画です。

3位:全修。(ぜんしゅう)

漫画『全修。』は、若き天才アニメ監督が異世界に転生し、再びアニメ制作に挑む姿を描いた漫画。異世界で再びアニメ制作に挑む姿は、業界の裏側や創作の苦悩をリアルな姿に注目です。

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=あらすじ=
主人公・広瀬ナツ子(ひろせ なつこ)は、高校卒業後すぐにアニメーターとして才能を開花させ、初監督作品が社会現象となる大ヒットを記録。次回作として初恋をテーマにした劇場ラブコメ作品を任されるが、恋愛経験のないナツ子は創作に行き詰まり、コンテ作業中に意識を失ってしまう。目を覚ますと、そこは子供の頃に夢中になったアニメ映画『滅びゆく物語』の世界だった———

この世界では、謎の超空洞”ヴォイド”の侵攻により世界が滅亡へと向かっていた。ナツ子は、作画机に向かい原画を描くことで、その絵が実体化し、ヴォイドを撃退できる能力を持っていることに気づく。彼女は救世主として住民に迎えられ、勇者「ナインソルジャー」と行動を共にすることになる。
街や住民が消滅していく中、ナツ子は『滅びゆく物語』に夢中になった日々を思い返し、憧れであった勇者ルークの絵を描き続ける…。
=漫画紹介=
漫画『全修。』は、創作に悩む全ての人に向けた、深いメッセージを持つ作品です。主人公・ナツ子の成長と葛藤を通じて、創作の苦悩や喜び、そして再生の物語が描かれています。

彼女の創作が世界を救う鍵となり、創作と向き合うことの難しさを描いています。

アニメーション制作会社MAPPAによるオリジナル作品として、2025年1月から3月まで全12話が放送されました。

4位:桃源暗鬼(とうげんあんき)

漫画『桃源暗鬼』は、”桃太郎”をモチーフにしたダークバトルファンタジー。桃太郎=正義という既存の価値観に対する疑問や「正義の名のもとに暴力は許されるのか?」という世界観に注目!

=あらすじ=
主人公・一ノ瀬四季(いちのせしき)は、ごく普通の高校生として平凡な日々を送っていた。ある日、自分の父が“桃太郎機関”という国家組織の一員であること、そして自らの体内には“鬼の血”が流れていることを知る。
桃太郎機関とは、かつて日本を守る英雄とされた“桃太郎”の思想を継ぐ者たちの組織。一方、四季が持つ“鬼の血”は、桃太郎に滅ぼされた側の存在———すなわち、国家にとっての脅威とされる種族。

真実を知った四季は、“鬼の血”を引く若者たちが集まる学園「羅刹学園(らせつがくえん)」へと送られ、同じく異能を持つ仲間たちと出会う。彼らは”桃太郎機関”に立ち向かうため、自らの能力を磨き、運命と向き合っていく…。

過去と現在が交錯する中、明かされる“桃太郎”と“鬼”の真実。そして、四季自身が背負うことになる宿命に迫っていく———。
=漫画紹介=
”桃太郎と鬼”の共存はあるのか———!?血に刻まれた運命と葛藤しながら成長していく姿が描かれており、特に主人公・四季の人間性と鬼の血によって発現する異能(鬼型)バトルは斬新かつ個性的で、アクション描写の迫力もみどころです。

2024年7月からはアニメ化も決定しており、放送に向けて再注目されている今、まさに「読むべき」ダークヒーロー漫画と言えます。

5位:ウィッチウォッチ

漫画『ウィッチウォッチ』は、鬼の力を持つ高校生・乙木守仁(オトギリ モリヒト)と、魔女修行を終えて帰ってきた幼馴染・若月ニコの同居生活が巻き起こすロマンティックコメディ。2025年4月よりアニメ化で注目の漫画です!

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=あらすじ=
6年ぶりに再会したニコが、母親の予言により”1年以内に災いが起きる”とされ、その災いから守るため、モリヒトはニコの使い魔として同居することに。ニコの魔法が引き起こす予測不能なトラブルや、年ごろの男女の二人暮らしによるドタバタな日常に巻き込まれていく…。
モリヒトはニコに魔女であることを隠すようにと念押しする。モリヒトを魔法でこっそり手助けしようとしたニコだったが、うっかりクラス全員の前で魔法を披露してしまった…!
=漫画紹介=
ニコの魔法が引き起こすトラブルや、モリヒトのツッコミ、仲間たちとの掛け合いがみどころ。
また、物語が進むにつれて明らかになるキャラクターたちの過去や、予言された災いの真相など、ただのコメディにとどまらない物語です。

漫画『ウィッチウォッチ』は、魔女とその護衛が織りなすドタバタコメディ。2025年にはアニメ化もされ主題歌・YOASOBIの『Watch me!』が人気沸騰中です。

6位:SANDA(サンダ)

漫画『SANDA』は、超少子化が進み、15歳未満の子どもが総人口の0.1%にまで減少した近未来の日本。サンタクロースをモチーフにした異色のヒーローアクションとして注目を集める漫画です。

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=あらすじ=
これは少し未来のお話。
超少子化が進み、様々な風習が失われた近未来。大黒愛護学園に通う普通の少年、主人公・三田一重(サンダ カズシゲ)は、なぜか同級生の冬村四織に命を狙われていた。突如として振り下ろされる凶刃。それには、行方不明になった冬村の友人と、三田が抱えている「とある呪い」に理由があって…!?

冬村(フユムラ)の親友・小野一会(オノ イチエ)が行方不明になったことがきっかけで、三田が抱える「とある呪い」が明らかになり、彼の運命が大きく動き出す———。
実は、三田はサンタクロースの末えいであり、赤い衣服を身にまとうことで超人的な力を発揮する能力を持っていた。彼は冬村や甘矢一詩(あまや いちうた)と共に、小野の行方を追いながら、自身の力と向き合っていく———。

=漫画紹介=
漫画『SANDA』は、『BEASTARS』で知られる板垣巴留が手がける作品で、2021年から週刊少年チャンピオンで連載が開始され、アニメ化により話題となっています。

2025年秋、TVアニメ放送予定の注目の漫画です。

7位:メダリスト

漫画『メダリスト』は、フィギュアスケートに憧れる少女・結束いのり(ゆいつか いのり)と、スケーターとして挫折した青年・明浦路司(あけうらじつかさ)が出会い、共にメダリストを目指す物語。

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=あらすじ=
主人公・いのりは、フィギュアスケートに憧れる11歳の少女。彼女は独学でスケートを学び、リンクへの情熱を燃やしていく。しかし、姉の怪我をきっかけにスケートを引退した過去から、母親はいのりがスケートを続けることに反対していた。
一方、司は、かつてアイスダンスの選手として活躍していましたが、夢を叶えられずに競技生活を終えた青年。名古屋で新たな仕事を探していた彼は、偶然いのりと出会い、彼女の純粋な熱意に心を動かさる…。

いのりは、リンクへの執念を秘めた少女で、司は彼女の情熱に突き動かされ、自らコーチを引き受けます。才能を開花させていくいのりと、指導者として成長していく司。タッグを組んだ二人は、栄光の“メダリスト”を目指して歩み始る…!
=漫画紹介=
いのりと司の師弟関係を軸に、ライバルたちとの競争や家族との関係など、多面的な人間ドラマが展開されます。また、フィギュアスケートの技術や試合の緊張感もリアルに描かれており、スポーツ漫画としての魅力も注目です!

TVアニメ『メダリスト』は、フィギュアスケートの演技シーンを美麗な作画とリアルな動きで再現しており、フィギュアスケートの厳しさや美しさ、選手たちの葛藤や成長がみどころです!

8位:君のことが大大大大大好きな100人の彼女

100人の彼女と真剣に向き合う、新感覚ラブコメディ!彼女たちとの関係は、時にドタバタで、時に心温まるエピソードが満載。主人公・恋太郎の誠実さと行動力が、心に刺さります。

出典:Amazon

=あらすじ=
愛城恋太郎(あいじょう れんたろう)は、中学時代に100回連続で告白に失敗した高校1年生。高校入学を機に恋愛成就を願って神社を訪れると、神様から”運命の相手が100人いる”と告げられ、「運命の相手と幸せにならなければ死んでしまう」との言われ、恋太郎は全員と真剣に付き合うことを決意。

物語は、恋太郎が次々と現れる個性豊かな彼女たちと向き合いながら、100人全員と真摯に愛を育くんでいく———
=漫画紹介=
漫画『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』は、前代未聞の”100人の彼女”との恋愛を描いたラブコメディ。彼女たちはそれぞれ異なる性格や背景を持ち、恋太郎との関係性も多様。
100人という膨大なキャラ数ながら、それぞれがしっかり立っているのは、作画担当の野澤ゆき子の繊細な絵柄と、中村力斗の緻密なキャラクターのおかげです。ストーリーはテンポ良く進み、飽きることなく次々と新たな展開やキャラの絡みが楽しめます!

9位:フードコートで、また明日。

漫画『フードコートで、また明日。』は、フードコートで繰り広げられる、女子高生二人のささやかな日常ドラマ。等身大のキャラクターと心に響くヒューマンドラマが光る新世代漫画です。

出典:Amazon

=あらすじ=
では一人で過ごすことが多い高校生・和田と、ギャル風の見た目で周囲から怖がられている山本は、別々の高校に通いながらも、放課後になるとフードコートに集まり、他愛もない会話を交わす
和田はお嬢様のような雰囲気を持ちながらも、実際は感情豊かで勉強が苦手な普通の女子高生。一方、山本は見た目こそ派手だが、努力家で家族思いの真面目な性格。二人は、日常の些細な出来事や悩みを共有しながら、互いに支え合い、友情を深めていく———。
=漫画紹介=
漫画『フードコートで、また明日。』は、フードコートという日常的な空間で繰り広げられる、二人の等身大のやり取りが描かれています。彼女たちの会話を通じて、日常の中にある小さな幸せや友情の大切さを感じれるができます。平凡な日常の中を丁寧に描かれるヒューマンドラマです。

2025年のアニメ化でさらなる注目を集めること間違いなしの漫画です。

10位:住みにごり

漫画『住みにごり』は、たかたけし氏による異色のホームドラマ漫画で、全7巻が刊行されており、ビートたけし氏や麒麟・川島明氏からも絶賛されるなど、話題を呼んでいる漫画です。

出典:Amazon

=あらすじ=
会社から長期休暇を得た29歳の末吉(すえきち)は、数年ぶりに郊外の実家に帰省する。しかし、その家には“何か”が沈殿していた———
父は無関心、母は空気を読むことに疲れ、姉は形だけの明るさを振りまく。そして、35歳で無職・引きこもりの兄・タカシは、まるで家の奥底に棲む“怪物”のように存在していた。

兄との会話は成立せず、過去の出来事は語られないまま空気だけがよどんでいる。末吉は、家庭の中に長年のわだかまりと向き合いながら、兄の“沈黙”の理由や、この家族が抱えてきた記憶のよどみをひとつずつ掘り起こしていく…。
=漫画紹介=
漫画『住みにごり』の最大の魅力は、日常の中に潜む異常性を静かに描かれていること。
この物語に、激しい喧嘩も、感動の抱擁もない。あるのは、気まずい沈黙、視線の交差、口をつぐんだままの食卓———。家族だからこそ触れられないもの、そのすべてに緊張が張り詰めており、まるで自身がこの家の一員であるかのような息苦しさに飲み込まれていきます

漫画『住みにごり』とは、住まう者たちの心に沈んだ澱の比喩であり、居場所の不条理さでもあり、日常の中に潜む非日常を感じたい方に、ぜひおすすめしたい漫画です。

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