新しい一年の始まりとなる1月は、「これから何かを始めたい」「心を動かす作品に出会いたい」と感じる時期です。そんなタイミングにこそ読みたいのが、物語の世界に深く没入できる名作漫画・アニメ作品。熱いバトル、心揺さぶる人間ドラマ、思わず笑ってしまう日常系まで、ジャンルを超えて“記憶に残る物語”がそろっています。
本記事では、長年愛され続ける名作から、今なお語り継がれる人気作品まで全10作品を厳選してご紹介。それぞれの魅力や物語の核心が伝わるあらすじを中心に、「まだ読んだことがない人」も「もう一度振り返りたい人」も楽しめる内容にまとめました。1月の静かな時間に、心を豊かにしてくれる一作をぜひ見つけてみてください。
1位:黒子のバスケ
漫画 『黒子のバスケ』は、藤巻忠俊による高校バスケットボール漫画で、無名の“幻の6人目” 黒子テツヤと類稀な才能を持つ火神大我らが、全国大会帝光戦を目指す青春スポーツストーリー漫画。
=あらすじ=
中学バスケ界を制圧した最強チーム「帝光中学校」には、表舞台に立つ5人の天才と、存在感の薄い“幻の6人目”がいた。その正体こそが黒子テツヤ。彼は目立たないながらも、完璧なパスでチームを支えていた。高校進学後、黒子は誠凛(せいりん)高校に入学し、圧倒的な身体能力を持つ火神大我(かがみ たいが)と出会う。
2人は正反対のスタイルながらも、全国制覇を目指してバスケ部でコンビを組むことに…。
立ちはだかるのは、かつての仲間である“キセキの世代”。それぞれが異常な才能を持ち、勝利のためなら手段を選ばない強敵として誠凛の前に現れる。黒子は自らの存在意義とバスケへの信念を胸に、仲間と共に強敵へ挑んでいく——。
=漫画紹介=
『黒子のバスケ』は2008年12月から2014年9月まで『週刊少年ジャンプ』に連載され、単行本は全30巻。アニメ化もされ、Production I.Gによる3シーズン+OVA・劇場版『LAST GAME』まで制作される人気シリーズとなりました。
黒子テツヤ、火神大我、黄瀬涼太ら主要キャラクターは個性が際立ち、視聴者・読者の支持を集めています。誠凛高校バスケ部の成長と、個性豊かな“キセキの世代”との激闘が見どころで、熱いドラマ性と戦略的な試合展開が読者を魅了しました。
作中では統計的にあり得ないプレーや戦術が繰り広げられますが、それぞれの技術や工夫が戦略的に解説される点が評価されました。
スポーツ漫画としてだけでなく、チームの結束や個々の成長を丁寧に描いた点も支持の理由です。国内外で高い人気を博し、コミックス累計発行部数は3000万部を超えています。

2位:進撃の巨人
漫画 『進撃の巨人』は、諫山創によるダークファンタジーで、人類が巨大な壁の中で“巨人”からの侵略に抗う壮絶な戦いを描いた漫画です。
=あらすじ=
人類は突如現れた“巨人”によって文明を崩壊させられ、高さ50メートルの壁に囲まれた世界で細々と生き延びていた——。壁の外には死が待ち受け、平和は脆い均衡の上に成り立っている。主人公エレン・イェーガーは、幼少期に巨人によって母を失い、外の世界への憧れと復讐心を抱く…。
彼は仲間のミカサ、アルミンと共に調査兵団へ入団し、巨人との過酷な戦いに身を投じていく。しかし物語が進むにつれ、巨人の正体、壁の意味、人類の歴史に隠された真実が徐々に明らかになっていく。
敵と味方、正義と悪の境界は曖昧になり、エレン自身もまた大きな選択を迫られることになる…。
=漫画紹介=
漫画『進撃の巨人』は、2009年9月から2021年4月まで『別冊少年マガジン』で連載され、全35巻で完結。英語版など海外展開も成功し、総発行部数は1億部以上と世界的大ヒット作品です。巨人の正体や壁の秘密、人類の真実といった壮大な謎解きが人気の根幹で、アニメ化も複数シーズンに渡って制作されました。スピンオフや外伝、前日譚作品も多数刊行され、関連メディアも豊富です。ダークな世界観、複雑な人間模様、社会的なテーマ性が支持され、人気・批評的評価共に高い評価を獲得しています。
漫画『進撃の巨人』は、恐怖と衝撃描写、深い人間ドラマが同居し、戦略的な戦闘シーンと先の読めないストーリー展開によって世界中で熱狂的なファンを生み出しました。
3位:HUNTER×HUNTER
漫画『HUNTER×HUNTER』は、冨樫義博による冒険・バトル漫画で、少年ゴン=フリークスが父ジンと同じ“ハンター”になることを目指し、過酷な試練と壮大な世界に挑む少年漫画です。
=あらすじ=
少年ゴン=フリークスは、幼い頃に亡くなったと聞かされていた父・ジンが、実は世界でも数少ない精鋭職業「ハンター」として生きていることを知る。ハンターとは、未知の土地の探検、希少生物の調査、犯罪者の追跡など、あらゆる分野で特権を与えられた存在。その父に会うため、ゴンは自らもハンターになることを決意し、過酷なハンター試験に挑む——。
試験会場でゴンが出会ったのは、暗殺一家出身の少年キルア、滅びた一族の復讐を誓うクラピカ、医師を目指す青年レオリオ。性格も目的も異なる4人は、命がけの試練を共に乗り越える中で、強い絆を築いていく。試験後も彼らの旅は終わらず、それぞれの目的のために別々の道を歩みながら、再び交差していく…。
物語が進むにつれ、「念能力」と呼ばれる特殊な力の存在が明かされ、戦いは単なる力比べではなく、知略と心理戦が重要となっていく。世界は次第にその広がりを見せ、裏社会や国家、未知の生命体を巻き込んだ重厚な展開へと発展。
=漫画紹介=
漫画『HUNTER×HUNTER』は、1998年より『週刊少年ジャンプ』で連載開始。度重なる休載を挟みながらも、現在も未完のまま高い人気を維持している作品です。
作者は『幽☆遊☆白書』で知られる冨樫義博。単行本は30巻以上刊行され、アニメは1999年版と2011年版の2シリーズが制作されました。特に2011年版は原作の深部まで描かれ、国内外で評価を獲得しています。
念能力の系統(強化系・変化系など)はバトル漫画の中でも屈指の完成度とされ、考察文化を生み出しました。長期連載ならではの世界観の広がりと、先の読めない物語構成が、本作を唯一無二の存在へと押し上げています。
漫画『HUNTER×HUNTER』は、キメラアント編をはじめ、人間の欲望や倫理、命の価値を問う重厚な展開は、多くの読者に強烈な印象を残しました。少年漫画でありながら、戦略性と心理描写に重きを置いた作風が、長年にわたり支持され続けています。

4位:斉木楠雄のΨ難
漫画『斉木楠雄のΨ難』は、麻生周一による超能力ギャグ漫画で、生まれながらにしてあらゆる超能力を持つ高校生・斉木楠雄の日常漫画です。
=あらすじ=
斉木楠雄は、生まれながらにして超能力を持つ高校生。テレパシー、念動力、瞬間移動、透視、予知など、世界を滅ぼすことすら可能な力を備えているが、本人の望みはただ一つ——。「人目を引かず、平穏な日常を送ること」だった。しかし、個性の塊のようなクラスメイトたちが次々と騒動を巻き起こし、斉木の静かな日常は崩れていく——。
熱血で空気の読めない燃堂力(ねんどう りき)、厨二病全開の海藤瞬(かいどう しゅん)、完璧美少年を自称する照橋心美(てるはし ここみ)など、個性が強すぎるクラスメイトたちは、日常的にトラブルを巻き起こす存在。
斉木は能力を極力使わずにやり過ごそうとするが、結果的には世界規模の問題を陰で解決してしまうことも少なくない…。
=漫画紹介=
漫画『斉木楠雄のΨ難』は、2012年から2018年まで『週刊少年ジャンプ』に連載され、全26巻で完結しました。アニメ化もされ、短編形式の構成と高速テンポな会話劇が話題を呼び、シリーズ累計視聴者数を伸ばしました。
主人公・斉木楠雄を中心に、燃堂力や海藤瞬など強烈な個性を持つキャラクターが多く、脇役まで印象に残る点も評価されています。超能力をあえて“不便”として描く逆転の発想が、本作のコメディ性を際立たせました。
漫画『斉木楠雄のΨ難』は、ジャンプ作品の中でも異色のギャグ路線でありながら、安定した人気を誇る完成度の高い作品です。テンポの良いギャグとメタ視点のツッコミが特徴で、超能力という非日常要素を日常コメディへ昇華している点が魅力です。

5位:ソードアート・オンライン(さいきくすおのサイなん)
漫画『ソードアート・オンライン』は、川原礫によるライトノベルを原作とし、仮想現実(VR)ゲームの世界に閉じ込められたプレイヤーたちの生死を懸けたSF・バトルファンタジー漫画です。
=あらすじ=
「これは、ゲームであっても遊びではない――。」
ゲーム内での「死」は、すなわちリアルでの「死」を意味し、ゲームをクリアするまでこの世界からの脱出は不可能。
次世代VR技術によって誕生した仮想現実型オンラインゲーム「ソードアート・オンライン」は、プレイヤーが完全にゲーム世界へ没入できる革新的な作品だった。
主人公キリトもまた、その正式サービス開始日にログインした一人である。しかし喜びも束の間、運営から衝撃的な宣告がなされる——。ゲーム内での死亡は、現実世界での死を意味し、ログアウトは不可能。脱出する唯一の方法は、広大な浮遊城アインクラッド最上階のボスを討伐することだった…。
突如始まったデスゲームの中で、キリトは単独行動を選び、生き残るために剣を振るい続ける。過酷な戦場で出会う仲間たち、特に剣士アスナとの出会いは、彼の運命を大きく変えていく。命の価値が常に隣り合わせの世界で芽生える友情や恋、そして失われていく命の重さが、物語に深みを与えていく——。
=漫画紹介=
漫画『ソードアート・オンライン』は、2009年より電撃文庫から刊行され、ライトノベルを原作に漫画・アニメ・劇場版へとメディアミックス展開されました。
原作は長期シリーズ化され、「アインクラッド編」「フェアリィ・ダンス編」「アリシゼーション編」など複数の物語軸を持っています。アニメは世界的ヒットを記録し、VR・メタバースという概念が一般層に広まるきっかけの一つとも言われています。
現在も続編や派生作品が展開される、現代ライトノベルを代表するシリーズです。
漫画『ソードアート・オンライン』は、オンラインゲーム文化とファンタジーを融合させ、成長・恋愛・喪失といったテーマを丁寧に描いている点が特徴です。

6位:BEASTARS(ビースターズ)
漫画『BEASTARS』は、板垣巴留による動物擬人化社会を舞台にした青春ドラマ漫画です。肉食獣と草食獣が共存する世界で、学園内で起きた殺害事件をきっかけに、社会の歪みと個人の本能が浮き彫りになっていきます。
=あらすじ=
肉食獣と草食獣が共存する世界では、表向きは平等と秩序が保たれているものの、その裏側では本能や差別といった問題が常にくすぶっている——。
名門チェリートン学園で草食獣の生徒が殺害される事件が起こり、学園全体に不安と疑念が広がっていく。主人公は内気で心優しいオオカミの少年・レゴシ。肉食獣である自分の存在を恐れ、他者と距離を取って生きてきた彼は、夜の舞台裏で出会った小柄なドワーフウサギの少女・ハルに強く惹かれていく…。
レゴシはハルへの想いを通して、自身の中にある捕食本能と向き合うことになる。一方、学園のカリスマ的存在であるシカの少年・ルイは、草食獣でありながら肉食獣を率いる立場にあり、弱さと責任の間で葛藤していた。
二人の対照的な生き方は、やがて学園の外に広がる社会問題とも深く関わっていく…。
=漫画紹介=
漫画『BEASTARS』は、2016年から2020年まで『週刊少年チャンピオン』に連載され、全22巻で完結しました。作者の板垣巴留は独特な画風と大胆なテーマで注目を集め、本作で数々の漫画賞を受賞しています。
2019年にはアニメ化され、CGアニメーションによる表現が高く評価されました。肉食獣と草食獣の関係性は、差別や共存といった社会問題のメタファーとして描かれ、考察要素の多さも人気の理由です。青年漫画的な深みを持ちながら少年誌で連載された点も特徴で、国内外で高い評価を獲得した異色の名作です。
漫画『BEASTARS』は、恋愛、差別、暴力、本能と理性といった重いテーマを扱いながらも、繊細な心理描写と独特な世界観で読者を惹きつけます。現代社会の構造を鋭く映し出す寓話性の高さが評価され、多くの読者に衝撃を与えました。

7位:すずめの戸締まり
漫画『すずめの戸締まり』は、新海誠監督による長編アニメ映画を原作とした物語で、災いをもたらす“扉”を閉めていく少女・岩戸鈴芽の旅路を描いています。
=あらすじ=
九州の静かな町に暮らす少女・岩戸鈴芽は、ある日「扉を探している」と語る不思議な青年・宗像草太(むなかた そうた)と出会う。彼の後を追い、山中の廃墟に足を踏み入れた鈴芽は、現実とは異なる空気をまとった一枚の扉を見つける…。
それは、開けば災いを招く存在だった。日本各地に点在するその扉を閉めなければ、地震のような災厄が起こる。鈴芽は草太と共に、扉を閉じる旅へと巻き込まれていく——。
旅の途中、鈴芽はさまざまな土地を訪れ、多くの人々と出会う。廃校、港町、被災地跡など、かつて人々の営みがあった場所に残された扉は、忘れ去られた記憶と深く結びついていた。
やがて草太に起きたある出来事により、鈴芽は一人で使命を背負うことになるが、その中で自身の過去や心の奥底にある喪失と向き合う——。
=漫画紹介=
漫画『すずめの戸締まり』は、2022年に公開されたアニメ映画で、新海誠監督の代表作の一つです。公開後は国内外で高い興行成績を記録し、海外でも評価を得ました。
映画公開に合わせて小説版・漫画版も展開され、物語を別の角度から楽しめる構成となっています。本作は日本各地の風景を舞台にしており、実在の土地とファンタジーを融合させた演出が特徴です。
過去の震災を直接的に描かず、象徴的な表現として物語に落とし込んでいる点も高く評価されています。新海誠作品らしい映像美と、社会的メッセージ性を併せ持つ作品です。
漫画『すずめの戸締まり』は、ファンタジー要素の中に現実世界の記憶や痛みが重ねられ、観る者の感情に静かに訴えかける作品です。美しい映像と音楽、そして「祈り」をテーマにした物語が強い余韻を残します。

8位:文豪ストレイドッグス
漫画『文豪ストレイドッグス』は、朝霧カフカ原作、春河35作画による異能力バトル漫画で、実在した文豪たちをモチーフにしたキャラクターが登場する点が最大の特徴です。
=あらすじ=
孤児院を追い出され、行き場を失った少年・中島敦(なかじま あつし)は、川に流されかけていた青年・太宰治を助けたことをきっかけに、運命的な出会いを果たす…。
太宰は「武装探偵社」に所属する異能力者であり、彼らは警察でも軍でもない立場で、異能力が関わる事件を解決する集団だった。敦は自分自身にも特殊な力があることを知り、探偵社の一員として新たな人生を歩み始める——。
探偵社の前に立ちはだかるのは、冷酷無比な地下組織「ポートマフィア」。両者は幾度となく衝突し、それぞれの信念と過去が交錯していく。敦は戦いを通じて、自らの存在価値や生きる意味を問い続けることになる。
一方で、太宰とマフィア幹部・中原中也の因縁など、過去に深く結びついた関係性も物語を複雑にしていく——。
=漫画紹介=
漫画『文豪ストレイドッグス』は、2012年より『ヤングエース』で連載が開始され、現在もシリーズ展開が続く人気作品です。アニメ化・舞台化・劇場版など幅広いメディアミックスが行われ、国内外にファン層を広げています。
太宰治や芥川龍之介など、実在の文豪を大胆にアレンジしたキャラクター設定は、文学に馴染みのない読者にも親しみやすい構成です。
一方で、原作作品を知ることでより深く楽しめる仕掛けも多く、考察性の高さが支持されています。
漫画『文豪ストレイドッグス』は、過去の因縁と思想が交錯し、単なる正義と悪では割り切れない戦いが繰り広げられ、バトル漫画でありながら文学的要素を融合させた、独自性の高いシリーズです。

9位:らんま1/2
漫画『らんま1/2』は、高橋留美子によるラブコメディ×格闘アクション漫画で、水をかぶると女になり、お湯をかぶると男に戻る体質の少年・早乙女乱馬を主人公にしたドタバタ青春漫画です。
=あらすじ=
武道家の少年・早乙女乱馬(さおとめ らんま)は、中国での修行中に呪いを受け、水をかぶると女に、お湯をかぶると男に変わる体質になってしまう…。帰国後、父の決めた許婚・天道あかねとの共同生活が始まるが、性格の違いから衝突の連続。
日本へ帰国した乱馬は、父の決めた許嫁である天道あかね(てんどう あかね)と同居生活を送ることになりますが、乱馬の乱暴な性格と、男嫌いで気の強いあかねは衝突ばかり。さらに、乱馬の体質を知ったことで誤解やトラブルが次々と巻き起こります。
乱馬を一方的にライバル視する格闘スケートの達人・響良牙(ひびき りょうが)、乱馬に執着する美少女・シャンプー、あかねに想いを寄せる変人たちなど、個性豊かなキャラクターが次々と登場し、日常は常に大騒ぎ…。
=漫画紹介=
漫画『らんま1/2』は、1987年から1996年まで『週刊少年サンデー』で連載され、全38巻が刊行されました。作者は『うる星やつら』『めぞん一刻』など数々のヒット作を生み出した高橋留美子。
本作はアニメ化もされ、原作の人気をさらに拡大させました。性別転換という設定は当時としては斬新で、コメディ表現の幅を大きく広げた作品として評価されています。
恋愛・格闘・ギャグのバランスが完成度高くまとまっており、90年代ラブコメの代表作として現在も高い知名度を誇ります。海外人気も高く、日本漫画の魅力を広く伝えた作品の一つです。
漫画『らんま1/2』は、バトル要素とギャグ、ラブコメが高次元で融合しており、シリアスになりすぎない軽快さが魅力です。時代を超えて読み継がれる理由は、キャラクター同士の掛け合いと普遍的な面白さにあります。

10位:宇宙兄弟
漫画『宇宙兄弟』は、小山宙哉によるヒューマンドラマ漫画で、幼い頃に「一緒に宇宙へ行く」と約束した兄弟が、それぞれの立場から宇宙飛行士を目指す姿を描いています。
=あらすじ=
幼い頃、兄の南波六太(ムッタ)と弟の南波日々人(ヒビト)は、夜空を横切るUFOを目撃し、「二人で宇宙飛行士になる」という約束を交わします。時は流れ、弟の日々人はその夢を叶え、日本人宇宙飛行士として月を目指す存在に——。
一方、兄の六太は会社を解雇され、夢を諦めかけた冴えない日々を送っていました。しかし、日々人の後押しを受け、六太は再び宇宙飛行士を目指す決意を固め、JAXAの宇宙飛行士選抜試験に挑むことに…。
六太は特別な才能を持つ天才ではありませんが、観察力、発想力、そして人を思いやる心で数々の試練を乗り越えていきます。
個性豊かな候補生や現役宇宙飛行士たちとの出会いを通じて、挫折や失敗を経験しながらも、少しずつ自分の居場所と自信を見つけていきます。
一方、日々人もまた、宇宙という極限の環境で孤独や恐怖と向き合いながら、自身の弱さを乗り越えようと奮闘します。
=漫画紹介=
漫画『宇宙兄弟』は、2007年より『モーニング』で連載が開始され、現在も続く長期連載作品です。実在の宇宙開発やNASA・JAXAの資料を基にしたリアルな描写が高く評価され、宇宙飛行士訓練や選抜過程が丁寧に描かれています。
アニメ化・実写映画化もされ、幅広い世代に知られる作品となりました。
漫画『宇宙兄弟』は、専門的な内容を扱いながらも難解にならず、「夢を諦めないこと」の大切さをストレートに伝える構成が特徴です。自己実現や兄弟愛をテーマにした、人生漫画の代表作として高い評価を受け続けています。












